ラボの適正管理 HOME


GLPとは

GLPとはGood Laboratoty Practiceの略で、試験室実践規範と訳されます。
「製品の品質」は、製造後の品質検査により保証することができます。
しかし、「試験の信頼性」は、試験後に検査しても保証することはできません。
「試験の信頼性」を保証するには、試験実施時に信頼性の作り込みを行う必要があります。

医薬品の新薬は、 非臨床試験において動物により安全性の確認が行われた後、臨床試験へ進み人体に投与されます。 この非臨床試験における安全性試験には高い信頼性が要求され、安全性試験は厚労省令第21号に従って実施されます。
この厚労省令第21号は医薬品GLP省令と呼ばれます。
医薬品以外にも、農薬、化学物質、医療機器などの安全性試験もGLPにより実施されています。

また、高い信頼性が要求される下記分野においても、GLPに従った管理が求められつつあります。
  • 再生医療における細胞処理の管理
  • 医薬品臨床試験における試験室管理: GCLP(Good Clinical Laboratory Practice)


  • 業務内容

    非臨床試験(GLP)以外のラボを、GLPに準拠して適正に管理する支援を行います。
  • GLP教育
  • SOP作成支援(標準操作手順書)
  • ラボの管理指導
  • ラボの監査

    本業務は、 日本QA研究会のGLP-QAP登録者が対応します。 (GLP-QAP:GLP QAプロフェッショナル)
    日本QA研究会は、QAU担当者としての信頼性の高い業務能力を試験により判定し、GLP-QAPとして登録しています。